しかし実際、似たような事件がこの世にあると思うんですが…でもそういった似たような事件に巻き込まれた遺族の方々にこの映画を果たして見せられるかといったら…それはかなり無理な話ではないかと。同時に理解を得る事も。
この映画の中ではサム君と奥さんはかなりのキリスト信者で、それこそ神様を「パパ」と呼んでいる(あちらでは「Father」とも言うと思いますが、この作品では「Papa」と)。その信仰心がサム君にあの「小屋」で夢を見させ…不思議な体験をする事になる訳ですが…。
でもいくら信仰心があるサム君でも、流石に愛娘ちゃんをこんな運命に遭わせた「神達」(この作品では3人出て来ます^^一人はすみれちゃんなんですが。あ、ネタバレ^^;)を最初は到底赦せる筈もなく…。
そんな中、徐々に「神達」はサム君に悟りを促していくのですが、その中で彼らはサム君に色々な事を選ばせる。
そう、「選ぶ」こと。結局はそれじゃないかなあと。
この作品の中で最後にはサム君は愛娘ちゃんをあんな目に遭わせた犯人を心の中で「赦す」んですが(そのようなシーンは全くないんですが、私なりの解釈でそう思った^^;劇中、犯人らしい人間も全く出て来ませんしね)その「赦す」心を持ってるのはサム君自身の心であって…。
彼の中にいる「神」が「赦す」事を選んだという事を言いたかった作品なのかあと私は思いましたが…。
あの夢心地の体験を見させた「夢」も結局はサム君自身の中の「夢」ですし。
元々、サム君の中にあった「神」が見させた「夢」。
それが「赦す」ことを選ばせる事になって…。
でもって、事は、「誰の中でも神は居る」「赦す事は神」といった事も言いたかった作品なのかなあと私なりの解釈で(^^)
同じ上映を観たシスターはどう感じたんでしょうね〜。なんかその辺り聞きたかったよーな。やはり信仰心とかに詳しいと思うし、この手の話には詳しいと思うし(^^;
しかし、その辺りの複雑な信仰心を考えると、ちょっと難解な作品になるかもですね〜人によっては。いや、実際、私がそうなりましたが(~~;
やはりあんな可愛い娘ちゃんを手籠めにした犯人を赦せないという気持ちを持つ人の方が多いと思うし…なかなか複雑な作品でしたね〜。
そういった複雑な心境を表現しながら演じきったサム君は以前にも増して俳優として成長しましたね(^^)
ただ…愛娘ちゃんを想って、肩を落として嗚咽も露わに悲愴に泣くシーンが2回程あるのですが…ここはちょっとウソ泣きに見えてしまった私(意地悪〜^^;)。
だってぇ〜(^^;)
その泣くシーン、何でか真正面から顔も映そうとしないんですよね〜。だからサム君が本当に泣いてたのか、ちょっと疑心暗鬼になってしまって(^^;)
「本当に泣いてるの〜?サム君」とか内心、ついつい勘ぐってしまった私(意地悪でえ^^;)。
しかし、今作が本格的なハリウッドデビューだったすみれちゃんも自然体に神の一人であるサラユーを演じていて、なかなか頑張ってましたよ(^^)
英語もハワイ育ちのお蔭か不自然さが一切なかったし。かえって、アジアンなお顔が神秘的な雰囲気を醸し出してました。
それに終盤の方であのサム君のお顔を真正面からバッチリ触れられるのは…役得でしたね〜かなり羨ましかったです(^^;
あと、終盤の方でビックリしたのが、追加(というのもアレですが^^;)の神が出て来るのですが「ダンス・ウィズ・ウルヴス」のグレアム・グリーンが演じてました。かなりお爺ちゃんになってたのもビックリでしたが(^^;
といったような感想でしたが…しかし、その悲しい結末になってしまったサム君の愛娘ちゃんミッシー役を演じた子役の女の子がまたホント可愛いんですよ(^^)
姪っ子の小さい頃を思い出しましたね〜。
まあ、だから、あんな可愛い愛娘ちゃんが急にいなくなってしまい、サム君も家族の心もバラバラになってしまいそうになるのは当然の事だと思うんですよね…でも本当、かなりのおおらかで広い心がないと、あのように、サム君のように悟りを開くのはよっぽどの信仰心がない人じゃないと出来ないんじゃないかなって逆に思いました。
色々と考えさせられる作品でしたが、そういった事を考えながら観るのは苦手という方にはあまりお勧めしない作品ですかね〜。
私もサム君が出てなきゃ観に行かなかったかも(^^;
個人的には生まれ変わるとまではならなかったし…心の何処かでそうなる事を期待しましたが、そもそも国も違うし、宗教も違うし、考え方も違うしな〜(~~;
でもこれがもし、私がまだハタチくらいに観てたらなんか変わってたかもですね〜あの年代頃まではピュアだったから(と自分で言ってのける^^;しかも今はピュアじゃないと認めてるし^^;)。
と、まあ、「アメイジング・ジャーニー」の感想は以上ですが…ちょっとまとまりなく、色々書いてしまいましたが(^^;)ゞ
その後、毎日、会社帰りに立ち寄ってた、とある場所(「パッセンジャー」BDを買いに梅田まで出た日もその場所に涼みに^^;)にその日も寄ったんですが…ちょっとあまりいい思いはしなくて(--;
上に書いてる地下道も私が行った途端なのか閉鎖されてしまうし…もう既に梅田では私の居場所はなくなってしまってる感が否めないですね(--;
この前、AXNで真夜中に再放送してる(何度目の再放送なのか^^;)「ホワイトカラー」でボマー(マット)演じるニールが「N.Y.は卒業だ」と言う台詞がありましたが、まさに私もそうしないといけないんですけどね。しかも半年前にとっくにそうすべきでしたが。心の踏ん切りを付けないと…。
まあだから、以前みたいに躍起になって、就職場所もその辺りで探そうとは思わなくなりました。長年勤めた会社が梅田に立ち寄れる場所にあったので、4年前までは別の所にバイトに行っても、やはり諦められなくて、春にクビになった大手生命会社の子会社での仕事を派遣で見つけたのがきっかけでこの三年間、梅田まで通勤してた訳ですが…今はそんな拘りも執着心も情熱もすっかりなくなってしまいましたね〜春にクビにされてから(--;
まあ地元から梅田までは割と距離があるので(大阪市内より京都の方が近い)これから先、通勤するには苦痛になっていく歳でもありますけどね、どのみち。
ところで今週は初めての認定日でしたが…今は昔と違って、ちゃんと軽い面談があるんですね(@@一昔前もありましたっけ?)
説明会の人はそんな事言わなかった気がしたのですが…「認定日に来たついでに求人検索して求職活動アンケートを貰って認定日に提出して下さい。そうすれば活動1回とカウントされますから」としか説明してなかったので、まさか窓口の人と軽い面談があるとは思わなくて(役所仕事の人の言葉を鵜呑みにしてはダメですね--;)…だから行った時、ちょっと緊張しちゃいました(心の準備が出来てなくて^^;)
その面談で活動1回。まあ、じゃなくても検索はしたし、ちゃんと印刷もしましたけどね。でもやっぱり思うような仕事が今はなくて(--;
あと、その面談時に、この管轄のハロワじゃないと活動アンケートは貰えないんだそうという事も窓口のあまり愛想の良くないおじさんに教えて貰って(@@)
それも説明会で「どこのハロワでも貰えるので」って言ってたのに〜。こうも人によって言う事が全く違うのも考えものですね、ハロワ(--;
前に日記にも書きましたが、交通費の関係で、地元一駅先のハロワプラザで求人検索してアンケート貰おうと思ってたのに(--;)…なので、あと1回以上はわざわざ管轄のハロワに行かなくてはならなくなりました〜(--;
まあ、それは前にも書いたようにイオンシネマもある駅だし、ハロワ横には安いスーパーがあり、輸入物食料品や色々安く売ってるのでいいんですけどね(行く度に帰りの荷物が重くなる^^;)。
ところで、前の日記にその認定日ついでに観に行くつもりだった「ダンケルク」は断念しました〜。当日、暑かったのもあり、既にその安いスーパーで買物した後だったので…(^^;
ハロワからイオンまでの距離がかなりあって、しかも駅からイオンまでは日差しを遮る建物や木々もないので真夏は超暑い道のりなんですよね〜そこのイオンって(--;
なので、その日は暑い中、重い荷物を持って歩いてまで映画を観に行く気にはなれず…ちょっと寝不足もあったし(ちょっと頭痛がして--;)。
「ダンケルク」はそーこーしてる内にそのイオンシネマでは今週末に上映が終了し(早っ!@@)一駅先の映画館でも中旬には終わりそうです。それまでに機会があれば観に行きたいですが…(例のごとく、今は特に他に観に行きたい作品がないので^^;)。
それでは今回かなり長くなってるし、遅い時間なので今回はこの辺で(^^)/
3:27 2017/09/29